#モリスと暮らす「ベストインテリア ふじみ野店」Vol.1
“モリスが生活の中に、より溶け込んでほしい…”そのような想いが込められた「#モリスと暮らす」。
そういった私たちの願いをカタチにしてくれる全国のMORRIS & Co.取扱店をご紹介します。 第三回目は埼玉県にある「ベストインテリア」社長の桑田さんにお話を伺います。
ベストインテリアのはじまりは36年前、建設会社の内装を担当する下請けの工事店。その経験の中で本場ヨーロッパのインテリアと接する機会に恵まれ、インテリアファブリックの色彩と素材感に魅了されて27年前にカーテンショップのお店を構えたそう。
― 元内装工事店だからこその強みはありますか?
これまでの施工経験を基に、実際にカーテンやシェードが納まった時のイメージを想像して、適切なスタイルやボリューム感をご提案できることですね。パーソナリティや求められている空間をしっかりヒアリングし、お客様の理想を実現するための最適なご提案が出来るように努めています。モリスに関しては、より世界観を表現できるように壁紙や椅子張り生地なども含めたトータルでのご提案をさせていただくことが多いです。
― 納まりのイメージは想像しづらいですし、アドバイスいただけるとお客様もとても心強いですね。
そうですね。当社では少しでもカーテンの完成イメージを想像しやすいように吊サンプルを豊富にディスプレイしています。さらに、実際にお部屋に吊った時のギャップをなくすために吊サンプルをご自宅で試着していただけるサービスも承っております。他にもInstagramやTik Tok、YouTubeで納品事例はもちろん、さまざまな施工の様子も掲載しているのでぜひ参考にしていただきたいです。
MORRIS長吊コーナー
― 数あるブランドの中で、なぜMORRIS & Co.の取り扱いを始めたのでしょうか?
デザインだけでなく、その背景にある歴史やストーリーが他に類を見ないものだったからです。昔は輸入カーテンと言えばダマスク柄など簡単にリピートを認識できるものが大半でしたが、モリスのデザインはリピートの継ぎ目がわかりづらく、繊細に描かれた動植物がメイン。とても手の込んだもので感銘を受けました。
そして、やはりジャポニズムに影響を受けたモリスのデザインは菊の花が登場したり、色使いはどこか日本らしさを感じたりしますよね。日本人とモリスは共通して“ものづくり”にこだわりを持っている。必ず日本でヒットするだろうと確信し、1996年から取り扱いを始めました。
― 桑田さんがおすすめしたいMORRIS & Co.の商品を教えていただますか?
一つ目は明るく軽快でクセがなく、使いやすいLemon Tree Embroidery。そして幅広い方々に人気のイチゴドロボウのベルベット生地のStrawberry Thief Velvet。見る角度によって色合いが変わりとても豪華に感じます。三つ目はPure Arbutus Embroidery。素材感が良く、キメの細かい刺繍で質の良さを感じる商品です。四つ目はWillow Bough。どんな部屋にも合わせやすくとても癒された空間になります。
― 取り扱いを始めた頃と現在で、MORRIS & Co.の印象は変化しましたか?
モリスに出会った当初から変化していません。時間を経ても色褪せず、素敵だと思えるデザインであるのはモリスだからこそだと思います。機能性と価格が重視されがちな近年、MORRIS & Co.は本物の良さを実感できるもの。色、テクスチャー、デザインなどがちゃんと考えられていて何度見ても芸術品のように感じます。
産業革命の後、粗製乱造された商品が溢れていた時代に生活の中に芸術を取り入れようとアーツ・アンド・クラフツ運動を行ったモリスが喜んでくれるように、ぜひ本物のMORRIS & Co.を取り入れてほしい、と桑田さんは語ってくださいました。
■ショップ情報
ベストインテリア ふじみ野店
〒356-0050 埼玉県ふじみ野市ふじみ野2-12-31
電話番号/049-265-0151
URL/ https://www.best-interior.net
Instagram/https://www.instagram.com/fujiminobest/
営業時間/10:00~18:30
定休日/水曜日(祭日の場合は営業)・夏季・年末年始
「住まいと暮らしに夢と豊かさを提供する」ことをテーマに、多彩なイメージと幅広いバリエーションの上質で洗練されたインテリア商材をご用意。住空間を始め、商業施設など、インテリアイメージに合う幅広い空間に向けた商品提案から施工を行っています。
ウィリアム・モリスのカーテンや壁紙の取り扱いを1996年よりスタート。モリスが遺した文化遺産をみなさまへお伝えします。