#花とモリス No.25
「モリスカレンダー2024」各月の写真に登場する、モリスアイテムや花材からインスピレーションを受けたストーリーをお届けする「#花とモリス」。
2024年はモリスのデザインとインテリアについてお届けします。
1月は「イチゴドロボウ」です。
ウィリアム・モリスのデザインの中でもっとも象徴的で愛されているひとつ。
1月のアートイメージに使用したのは、赤色ベースのプリント生地「Strawberry Thief(イチゴドロボウ) 312」です。
イメージしたのは、一年の始まりらしくエネルギッシュなコーディネーション。色のコントラストをつけるのではなく、赤の同系色で生地と花を重ねました。
「イチゴドロボウ」は、製作された1883年当時はプリント生地のみでしたが、現在では壁紙、刺繍生地などさまざまなカラーと表現方法で登場しています。
海外の施工事例を参考にインテリアへ取り入れる際のポイントをご紹介。
木製の家具やアンティーク小物と合わせる
モリスのデザインは木製の家具との相性も良く、赤のイチゴドロボウには、深みのあるブラウン系の家具やアンティーク小物がよく合います。
(写真)カーテン/ Strawberry Thief(イチゴドロボウ) 314
カラーを統一する
壁面や家具、小物など周囲のアイテムにデザインと同系色のカラーを用いると、空間に統一感が生まれます。
(写真:左)壁紙/ Simply Strawberry Thief 217061 (右)壁紙/ Strawberry Thief 216868 / 212565
力強さがありながら、それでいて落ち着きがあるのは、モリスのデザインだからこそ。シックながらも個性的なインテリアをお楽しみください。
■使用アイテム:生地/ Strawberry Thief(イチゴドロボウ) 312
■使用花材:ユリ、バラ、鈴バラの実、マム
■フラワーアレンジメント:OEUVRE(ウヴル)
*「イチゴドロボウ」は過去のコラムでも特集しています。
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