＃花とモリス No.14

「モリスカレンダー2023」に使用された各月のインテリアシーンに登場するモリスアイテムや花材などのストーリーをお届けする「#花とモリス」。
2月のフィーチャーアイテムは「クリサンセマム トワレ」です。

1877年、ウィリアム・モリスによって壁紙としてデザインされた「Chrysanthemum」。
このオリジナルデザインをもとに、アウトラインを取ることによってデザイン本来のディテールや美しく咲き誇る花のフォルムを強調しています。
淡いブルーの優しいカラーは「SIMPLY MORRIS」のために新たに表現されたもので、エレガントでやわらかな印象をインテリアにもたらしてくれます。

2月の写真撮影には、「café Lotta」（カフェ ロッタ）の元オーナー桜井かおりさんがスタイリングアドバイザーとして参加。

桜井さんのアイコンでもあるアンティークのぬいぐるみとストールを加えることにより、温かみのある印象に仕上げました。

日本では「ノースポール」という名が一般的なキク科の一種である「クリサンセマム」。
白い花が咲く冬の寒い日に見つけたパステルピンクのバラやユリが、一足早い春の訪れを感じさせます。


■使用アイテム：生地/ Chrysanthemum Toile 226911

■使用花材：バラ、ユリ、ユーカリ、チョコレートコスモス

■フラワーアレンジメント：OEUVRE（ウヴル）