Emery Walker
Emery Walker(1851‐1933)
エメリー・ウォーカー卿は彫刻家、写真家、印刷工として、アーツ・アンド・クラフツ運動の中心であったさまざまな組織団体において積極的な役割を担っていた人物。
専門的なタイポグラファーとして知識によってウィリアム・モリスのケルムスコット・プレスをサポート。ウィリアム・モリスのケルムスコット・マナーに近い場所に居を構え、ほぼ毎日お互いを行き来するほどの関係を構築、美術工芸展協会などモリスが携わっていた団体をサポートしていました。
友情の証としてエメリーの邸宅ハマースミス・テラスには、モリス商会の家具など多くのモリスデザインが使われており、エメリーの一人娘ドロシーやその友人エリザベス、また1999年からはエメリー・ウォーカー・ハウス財団によって保存されています。
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