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BEDFORD PARK
長い間、変化の中心にあるベッドフォード・パーク。1870年代、ガーデンサバーブ運動の最前線にあり、ビクトリア朝芸術の先駆者であるウィリアム・モリスがデザインの大きな変革を主導していた場所からも目と鼻の先にあった場所です。
その後は、建築家であり芸術家であるモリスの弟子であるチャールズ・ヴォイジー(C.F.A Voysey)の拠点となっていきます。この地域はヴォイジーやモリスと同時代に活躍した人々の舞台となり、彼らの作品はデザインの発展をさらに前進させました。
ヴォイジーといえば彼が手掛けた最後の建築が「ヴォイジーハウス」として伝説的に知られていますが、このコレクションでは自然からインスピレーションを受けて1895年にデザインされたTulip & Birdを収録。また、1912年にデザインされたLeicesterがアイコニックデザインとしても知られているジョン・ヘンリー・ダールや、かつてモリス商会でアートディレクターを務め1900年にCampanulaをデザインしたアラン・フランシス・ヴィジャーズによるさまざまなデザインをこのコレクションのためにカラーチェンジをして収録しています。ここに挙げたデザイナーたちはみなBedford Parkの象徴ともいうべき人々です。
それぞれのデザインパターンを生み出したデザイナーのパンチの効いた精神をスタイリッシュに、そしてパンクな力強い色合いで、個性的なものと自然なものを組み合わせた、これまでに見たことのない色彩豊かなコレクション「BEDFORD PARK」。160年を超える歴史に敬意を表しながらも、新たな魅力を伝えてくれます。
*ガーデンサバーブ運動:都市施設に依存する形で田園郊外がつくられた。低密度で豊かな自然に囲まれた街。
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