＃花とモリス No.13

「モリスカレンダー2023」に使用された各月のインテリアシーンに登場するモリスアイテムや花材などのストーリーをお届けする「#花とモリス」。
1月のフィーチャーアイテムは「コンプトン」です。

1895年ジョン･ヘンリー･ダールによる「コンプトン」は、モリス商会の物件ローレンス･ハドソン家のコンプトン･ホールのためにデザインされたものでした。
実は、過去にはウィリアム・モリス最後のデザインであるという説もありましたが、現在ではダールのデザインとして認められています。見事に完成されたデザインは、彼の傑作と言われています。

コーディネートした花はダリア、アマランサス、フウセントウワタ。

アマランサスは花が色褪せず長持ちすることから日本では「粘り強い精神」「忍耐」、海外では同じ理由から「不老不死」という花言葉がついています。実際、アマランサスの実は栄養価の高い穀物として食べられており、花言葉にあやかって健康と長寿を願っていたのかもしれません。

1年のはじまりに、健康を願うのはいつの時代も世界共通ですね。

■使用アイテム：生地/ Compton 226988

■使用花材：ダリア、アマランサス、フウセントウワタ