MORRIS ARCHIVE COLLECTION V

“MORRIS ARCHIVE”コレクションの5作⽬『MELSETTER』は、モリスの次⼥メイ・モリスの剌繍デザインからインスピレーションを受けて作られました。
イギリス⼈⼥性の中でも最も影響⼒のあった刺繍作家のひとり、メイ・モリス。ウィリアム・モリスの娘としても知られる彼⼥の才能を繊細な技術と個性的なスタイルで表現し、メイが⼿掛けた魅⼒的なデザインを堪能できるコレクションが完成しました。
MELSETTER FABRICS(刺繍、プリント⽣地)、MELSETTER WALLPAPERS(壁紙)、LETHABY WEAVES(椅⼦張り⽣地)の3冊の⾒本帳から構成されています。


Collection

コレクション

MELSETTER

繊細さの中に確かに存在するメッセージ

ウィリアム・モリスの末娘として、またイギリス⼈⼥性の中でも
最も影響⼒のあった刺繍作家のひとりとしても知られるメイ・モリス。
そのメイが創作活動をしていく上でなくてはならない重要な場所が、
彼⼥の親友の家でもあった “メルセッターハウス”でした。

スコットランドに実在するこの家に、メイはタペストリーや刺繍作品を⼿掛け、
これらの作品からも彼⼥の確かな技術とスタイルを⾒ることができます。

今回、この家の名前を冠した「MELSETTER」コレクションではメイ・モリスを筆頭に
彼⼥の教え⼦でもある⼥性刺繍作家が残した数々の作品からインスピレーションを受けた
アイテムを収録しました。芸術と⽣活を統⼀化する、というアーツ・アンド・クラフツ運動そのものを
具現化した美しき技巧と⽣命⼒あふれるカラーリングが、⽣地や壁紙として現代の空間を彩ります。

* MORRIS&Co.の生地と壁紙はすべて英国国内でデザイン・製造されています。

MAY MORRIS

メイ・モリス
(1862〜1938)

偉⼤なるウィリアム・モリスの次⼥、メイ。多彩な⽗の元で育った彼⼥⾃⾝もまた、類まれなる才能に恵まれていました。
幼い頃より⺟ジェーンと叔⺟エリザベス・バーデンより刺繍の⼿ほどきを受けたことから、刺繍作家としての天性が開花。美術学校で刺繍を学んだ後、1885 年に23 歳という若さでモリス商会の刺繍部⾨の責任者に就任するほどでイギリスの刺繍作家の中で最も影響⼒のあった⼈物と⾔われています。

⽗と同じくとても勉強熱⼼であったメイは伝統的な針仕事の技術や⾊、デザインの研究に専念し、その研究から刺繍だけでなく壁紙、ジュエリー、織物において新しいデザインをモリス商会のために制作します。
また、⽗モリスの遺志やアーツ・アンド・クラフツ運動の考えを受け継ぎ、教師や運動家としても活動しており、イギリスの芸術家協会Art Worker’s Guild がこれまで⼥性の参加を認めていなかったことから1907 年にメイはWomen’s Guild of Arts を設⽴。⼥性の権利をうたうキャンペーンに尽⼒し、⼥性のための労働組合の擁護者としても活躍しました。

1910年から1915年にかけては、忘れられかけていた⽗モリスの評論や思想家としての名声をよみがえらせるため、彼の著作全24 巻を編纂し、挿絵を含む芸術や政治に関わる⽂章を「The Collected Works of William Morris」として発刊しています。

MELSETTER FABRICS

メイ・モリスの作品への想いや⽗であるウィリアム・モリスが掲げた理想が込められたファブリックコレクション。オリジナルデザインのものから再構築したデザインまで、歴史的背景を彷彿とさせるアイテムが7 柄のプリントと7 柄の刺繍⽣地として揃います。


MELSETTER WALLPAPERS

メイ・モリスの作品への想いや⽗であるウィリアム・モリスが掲げた理想が込められたファブリックコレクション。オリジナルデザインのものから再構築したデザインまで、歴史的背景を彷彿とさせるアイテムが7 柄のプリントと7 柄の刺繍⽣地として揃います。


LETHABY WEAVES

「MELSETTER」コレクションとコーディネーション使いに最適な織⽣地のコレクション。