Column no. 03

# 花とモリス
パリの花屋


1871年の夏。
ウィリアム・モリスが夢にまで見たアイスランドに降り立った際、まず目に飛び込んできたのは
コバルトブルーの空と風に揺れる黄色のポピーだったと言います。
今回MORRISWORLD.jpのスタッフがインテリア商材の新作発表の視察のため訪れたのは、冬のパリ。
ここで目にしたのは、ポピーと同じく黄色に咲き誇る今が季節のミモザと
PURE NORTHコレクションでも多くのアイテムで使われた
やわらかなピンク色をした花々でした。

1871年の夏。
ウィリアム・モリスが夢にまで見たアイスランドに降り立った際、まず目に飛び込んできたのはコバルトブルーの空と風に揺れる黄色のポピーだったと言います。
今回MORRISWORLD.jpのスタッフがインテリア商材の新作発表の視察のため訪れたのは、冬のパリ。
ここで目にしたのは、ポピーと同じく黄色に咲き誇る今が季節のミモザとPURE NORTHコレクションでも多くのアイテムで使われたやわらかなピンク色をした花々でした。

パリの街並みを歩いていると、至るところでフラワーショップに出会います。今回は「# 花とモリス」プロジェクトが進行中ということもあり、パリではできるだけたくさんのフラワーショップを覗いてみました。

春が待ち遠しくなるミモザ

パリを訪れたのは1 月の中旬から下旬にかけての、一年でいちばん寒い時期。でも春の訪れを待ちわびているかのように、花屋の店頭にはすでにミモザが。あたたかな春の日差しを思い起こさせる黄色のミモザをインテリア空間に飾れば、それはもうきっと春の陽気がやってきたのと同じ気持ちになるのだろうな、と想像せずにはいられません。

ちなみに3月8日はイタリアでは「ミモザの日」だそうで、男性が女性にミモザを贈る日とのこと。日本ではまだ少しハードルが高いのかなと思う、男性が花を女性に送る習慣。パリではちょうどフラワーショップを覗く男性の姿を目にしたり、街中にあふれるたくさんのフラワーショップを見ていると、暮らしの中にごく当たり前のように花のある暮らしが根付いているのだろうな、と確信しました。

写真上:さっきまで降っていた雨で濡れたアスファルトがほのかに光り、ミモザの黄色がそれを背景に映えてとても美しかった
写真:店の中を覗く男性。パリではテーブルに飾る小さなブーケからプレゼント用の大きなブーケまで、誰もが花をもとめて気軽にフラワーショップに立ち寄る

やわらかなピンクに気持ちがやわらぐ

黄色以外には、ピンク色の花のバリエーションをよく目にしました。ピンクは「PURE NORTH」コレクションでもよく使われている色のひとつ。少し濃いめだったり、彩度をあげたり、とやわらかなピンク色にプラスしたさまざまなピンクのグラデーションの花々をインテリアに取り入れたら、いつもよりも華やかで、そして穏やかな気分でいられそう。


外で食事をしたり、ショッピングをしたり。そんな時間も大切だけれど、家で過ごす時間はもっと大切です。ひとりでも、家族や友人と一緒でも、家にいたら誰しもが落ち着くもの。だからこそインテリアに心地よさは欠かせない要素です。そのためにすぐできることのひとつとして、家に花を飾るという習慣をぜひ取り入れては。パリでフラワーショップをよく目にしたのは、それだけ需要があるから。その日の気分に合う花を気軽にさっとショップで買うという習慣が、きっとパリに住む人々にはついていて、暮らしを楽しむ方法のひとつが花でインテリアを彩ることなのだろう、と思います。


日々の食材を買いに行くような感覚で、毎週のように花を買って飾るパリの人たち。季節を感じられる身近なアイテムとして、そして癒しのアイテムとして、花を自然に暮らしに取り入れているパリの人たちを真似したくなりました。

写真:ピンクのグラデーションが美しいフラワーショップの店頭。陶器の花瓶やブリキのバケツや什器として使われているテーブルにも、それぞれの店の個性があふれている
写真下:「PURE NORTH」コレクションの世界観をあらわすイメージ画像のひとつ。グレイッシュなトーンのアジサイのドライフラワーが、安らぎと落ち着き感を与えてくれる


(Text by MORRISWORLD.jp staff)

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